LightSwitch : デプロイのためのサーバー側準備

LightSwitch については「開発が簡単」というメッセージは多く発信されていますが、デプロイについては情報が少ないのが現状。すぐに役に立つ情報としては US の MSDN にある “How Do I” ビデオBeth Massi さんのブログ程度でしょうか。
他にも情報としてはあるんですが、すぐに見つかり、すぐに使える情報としてはこのくらいだと思います。

そんな中、LightSwitch の RTM にあわせて Beth Massi さんのブログでデプロイガイドが更新されました。

Deployment Guide: How to Configure a Web Server to Host LightSwitch Applications

Web PI を使うと、クリック何回かで LightSwitch 用のサーバーが作れます。簡単、お手軽。
Beta の頃は 「サーバーにランタイムが必要だよ」という論調だったので、より簡単で直感的にサーバー側の仕込みができるようになった感じです。


早速マネして環境を作ってみました。ステップバイステップで見ていきます。

確認のベースにしたのはまっさらの Windows  Server 2008 R2 SP1 です。Windows Updateは全て適用していますが、サーバーの機能等は一切インストールしていない、本当に真っ白な環境です。

  1. なにはともあれ Web PI をダウンロード。
  2. Web PI を起動するとこんな画面になります。 
    image

    [プロダクト] の中に “Visual Studio LightSwitch 2011 Server Runtime” なる行が2行あるはず。どちらかの [追加] ボタンをクリックして、インストール対象にします。
    [インストール] ボタンをクリックするとインストールが始まります。オプションの指定が必要になりますが、インストール自体はあとは全自動で行われます。

    念のために追記すると “and Local SQL” は SQL Server 2008 R2 の Express Edition を一緒にインストールしてくれます。小規模アプリの場合はこちらでいいでしょう。対して “without Local SQL” は SQL Server は別途インストールする必要があります。比較的規模の大きいアプリケーションや利用可能な SQL Server が既にある場合、IIS と SQL Server とを別のサーバーで稼動する場合などはこちらを選択することになります。

  3. インストール対象のコンポーネント一覧が表示されます。この画面でコンポーネントをいじることはできないので素直に [同意する] ボタンをクリック。
    image 
  4. “and Local SQL” の場合には管理者(sa) のパスワードの指定を求められます。
    image 
  5. しばらく待つと、インストールが完了します。LightSwitch 用のサーバーランタイムのインストールだけではなく、IIS の設定SQL Server のインストール配置ツールのインストールなども、まとめて完了しています。
    image 

以上で LightSwitch アプリケーション用のサーバーの準備は完了です。

手順としては逆になりますが、LightSwitch でアプリケーションを開発して配置用パッケージを作り、このサーバーに配置するとすぐにアプリケーションが動きます。デプロイのために他の手順や準備は本当に不要です。 
とりあえず 3層の Web アプリケーションをデプロイしてみました。動いて当然なんですが、それでも1発目はやっぱりちょっとうれしいです。

image

※デプロイの実験用に作ったものなのでヘボいアプリですみません(笑)。


 

実際の運用環境ではこの方法でサーバーを用意すればいいでしょう。

一つ注意、というか、場合によってはもう一手間かけてあげないといけないことがあります。
LightSwitch は開発環境から直接デプロイする機能を持っています。Visual Studio から直接本番サーバーへデプロイするなど普通はありえませんが、検証環境を用意してそこでテストという場合には直接デプロイという手順も考えられます。この場合は上記の手順だけではデプロイできません
それについては改めて投稿します。

※パッケージの作り方も別に投稿します。

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LightSwitch : デプロイのためのサーバー側準備 への7件のフィードバック

  1. ピンバック: LightSwitch : パッケージを IIS に配置する手順 « 技術との戯れ

  2. ピンバック: LightSwitch : アプリケーションの配置形態 3種類 « 技術との戯れ

  3. ピンバック: LightSwitch : アプリケーションのパッケージ作成~3層アプリケーション(IIS に手動で配置)の場合 « 技術との戯れ

  4. ピンバック: LightSwitch : 開発環境からパッケージを直接配置するための事前の追加手順 « 技術との戯れ

  5. とこほ より:

    お世話になっております。

    Web PIの画面ですが、操作の順序は[プロダクト]→[ツール]→Server Runtimeの追加ですね。
    https://yseosoft.files.wordpress.com/2011/08/image_thumb22.png?w=244&h=171

  6. seosoft より:

    ご指摘ありがとうございます。直します。

  7. ピンバック: LightSwitch : アプリケーションのパッケージ作成~3層アプリケーション(IIS に手動で配置)の場合 | 技術との戯れ

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