LightSwitch : アプリケーションのパッケージ作成~3層アプリケーション(開発環境から直接配置)の場合

LightSwitch アプリケーションのパッケージ作成方法、その3です。
LightSwitch は開発環境内から直接 IIS に配置する機能を持っています。この機能を使って 3層アプリケーションをサーバーに直接配置する手順を見てみます。

2層アプリケーションのパッケージ作成の方法は こちら、3層アプリケーションを IIS に手動で配置するパッケージを作成する方法は こちら です。
また作成したパッケージを IIS に手動で配置する方法は こちら です。


 

注意:開発環境からアプリケーションを直接配置するには、サーバー側であらかじめいくつかの手順を踏んでいる必要があります。この手順はサーバーごとにそれぞれ一度だけ実行すればよく、アプリケーションの配置ごとに行うものではありません。実行の順番としては逆になりますが、サーバー側での手順については別の投稿で紹介します。以下では、このサーバー側での準備が完了しているものとして、LightSwitch の開発環境での操作を紹介します。

 

  1. アプリケーションの種類の指定をします。ここは他の種類のパッケージ作成と同じ。

    Web アプリケーションの場合 :
    ソリューションエクスプローラーで [プロパティ] をダブルクリック → [アプリケーションの種類] を選択 → [Web] を選択 → [エンドユーザーのコンピュータで・・・] を選択 → [発行・・・] をクリック
    (ソリューションエクスプローラーで右クリック → [発行] でウィザードを直接起動することもできます)
    image

    デスクトップアプリケーションの場合 :
    [アプリケーションの種類] の [クライアント] 側で “デスクトップ” を選択します。

  2. ここも他のパッケージと同様。アプリケーション発行ウィザードが起動したら、アプリケーションの種類サービスをホストする場所を選択。前の手順で選択していれば、ここでは選択を確認するだけで [次へ] で進めるはず。
    image 
    image
  3. [サーバーにリモートで発行する] を選択して、
    ・サービスURL
    ・サイト/アプリケーション
    ・ユーザー名/パスワード
    を指定します。
    image

    パッケージを作成してから手動で IIS に発行する方法と違う箇所はここです。直接配置のためにサーバーに対する権限が必要なわけです。

  4. SQL Server への接続文字列を指定します。管理者権限での接続文字列とユーザー接続(アプリケーションの実行時)の接続文字列の2つを指定します。
    SNAGHTML72c5391

    手動配置では DB の名前の指定だけだったのでここも違う手順です。ちなみに手動配置ではサーバー側での配置の差異に接続文字列を聞かれるので、パッケージ作成のタイミングでは不要なわけです。

  5. Web アプリケーションの場合 :
    Web アプリケーションでは証明書は不要です。チェックを外して次に進みます。
    image

    デスクトップアプリケーションの場合 :
    デスクトップアプリケーションではクライアント側のインストール時に必要になるので、証明書が必要です。本番サーバーに対しては普通は手動で配置するでしょうから、開発環境から直接配置はあまりないことだと思いますが、必要に応じて社内の証明書サーバーに証明書を作ってもらうなど、適切な証明書を用意してください。
    image

  6. 内容を確認して [発行] ボタン
    image
  7. ここまでの設定に間違いがなければ、しばらく待つと発行が完了します。サーバーにログオンして IIS マネージャーを開くと発行された様子がわかります。
    image

    実行結果は・・・まあいいですね(笑)

手順としては特に難しい内容や他のパッケージ作成方法と大きく変わるところはありません。直接配置のために、サーバーに対する権限、SQL Server に対する接続文字列の指定が必要になるくらいですが、当然の設定項目です。

 

最初に書いたとおり、サーバーへの直接配置のためには、LightSwitch で上記の手順で進めればいいだけではなく、サーバー側でもあらかじめ設定などが必要です。この設定はサーバーごとに一度だけ実行すればいいものです。次の投稿で紹介します。

広告
カテゴリー: LightSwitch タグ: パーマリンク

LightSwitch : アプリケーションのパッケージ作成~3層アプリケーション(開発環境から直接配置)の場合 への2件のフィードバック

  1. ピンバック: LightSwitch : 開発環境からパッケージを直接配置するための事前の追加手順 « 技術との戯れ

  2. ピンバック: LightSwitch : アプリケーションのパッケージ作成~Azure に配置する場合 (Part 1 : ホステッドサービスの設定) « 技術との戯れ

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中