LightSwitch Reporting with XtraReports の使い方(基本編)

LightSwitch にレポーティング機能を追加するためには Developer Express 社LightSwitch Reporting with XtraReports が便利です。
が、少しだけ独特のお作法が必要です。ということで以下、XtraReports の基本的な使い方。


【0 – データベースの準備】

ApplicationData でももちろんレポート出力は可能ですが、今回および次回以降の関連する記事では多数のデータを作る代わりに Northwind を使ってみます。
当然ですが、ここは XtraReports に必須の手順というわけではないので、それぞれのアプリケーションに必要なデータベースを使うことになります。

  1. MS のサイトから Northwind Sample Database をダウンロード→インストール
  2. [外部データソースにアタッチ] → データベース名の指定 

    image image image
  3. 今回は “Customers”、 “Employees”、 “Orders” を選択して [完了]
    image

【1 – エクステンションの選択】

プロジェクトのプロパティを開いて、拡張機能ページで “DevExpress XtraReports” をチェックしてください。

image


【2 – データソースの追加】

データソースを追加します。 LightSwitch Reporting with XtraReports では、データソースとして WCF RIA Services を使います。これはデータベースが ApplicationData であっても外部データベースであっても同じプロジェクト内のデータベースに対して、XtraReports 専用の RIA Services を用意します。

  1. ソリューションエクスプローラーで [データソースの追加]
    image
  2. “WCF RIA サービス” を選択
    image
  3. “DevExpress.XtraReports.LightSwitch.Server.XtraReportsService” を選択
    ※リストに表示されていないようならば、いったんウィザードを閉じてリビルドするといいはず。
    image
  4. “MessageEnvelop” を選択して [完了]。これは XtraReports に固定のエンティティなので、素直に選択してください。
    image
  5. エンティティが生成されるので、プロパティの [複数形の名前] を “MessageEnvelope” から “MessageEnvelopes” に変更しておくといいです(複数形の s を末尾に付ける)。これは後の手順で生成されるスケルトンが MessageEnvelopes を前提にしたコードを生成するため、その対応。もちろんスケルトン側を変更することもできなくはないが、こちらで変更しておくほうがラク。
    ※Visual Studio のオプション設定によっては、はじめからここが複数形の s 付きで生成されているかも(未確認)。その場合は気にせず次の手順へ。
    image

【3 – レポートクラスの追加】

  1. ソリューションエクスプローラーで [ファイルの表示] に切り替える
    image
  2. “Server” プロジェクトで [追加]-[新しい項目] を選択
    image
  3. “XtraReport Class” を選択。名前はご自由に。
    image

【4 – レポートのデザイン】

  1. レポートデザイン画面が開いたら、左上のアイコンをクリックしてデータソースの選択。ここでは “Orders” を選択しています。
    image
  2. 適宜コントロールの配置、バインディングの設定をしてレポートをデザインしていきます。ここでは “XRTable” を [Detail] 領域に配置しています。Detail に置くことでレコード数分繰り返してくれます
    image
    image
    image
  3. 必要に応じて [Format String] などのプロパティも設定
    image

【5 – レポート画面の追加】

  1. ソリューションエクスプローラーの表示を [論理ビュー] に戻す
  2. [画面の追加] で “Report Preview Screen” を選択。画面名はご自由に。
    image
    image
  3. 画面の “Activated” メソッドを記述。スケルトンは生成されているが、ReportTypeName で名前空間の指定がもれているので、 “LightSwitchApplication.” を追加しておく。
    image
    image
  4. 手順はこれで終わり。実行するとこんな風になります。
    image

 

と、いくつか独特の手順はありますが、かなり簡単な手順でレポーティング機能を追加できます。LightSwitch アプリケーション内ではレポート領域のツールバーが若干浮いている気もしますが、ここが問題にならなければ上の手順で帳票印刷、ファイルへのエクスポートが簡単に実現できます。

広告
カテゴリー: LightSwitch タグ: , , パーマリンク

LightSwitch Reporting with XtraReports の使い方(基本編) への7件のフィードバック

  1. ピンバック: XtraReports の日本語ローカライズ « 技術との戯れ

  2. ピンバック: XtraReports の PDF エクスポート文字化け対策 « 技術との戯れ

  3. ピンバック: LightSwitch Reporting with XtraReports でレポートのグループ化 « 技術との戯れ

  4. ピンバック: LightSwitch Reporting with XtraReports でレポートのフィルタリング « 技術との戯れ

  5. ピンバック: LightSwitch Reporting with XtraReports でレポートのフィルタリングを LightSwitch らしくする方法 « 技術との戯れ

  6. ピンバック: XtraReports 2012 (LightSwitch v2 用) がリリースされました « 技術との戯れ

  7. ピンバック: LightSwitch Reports の日本語サテライトアセンブリが公開されました « 技術との戯れ

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中