LightSwitch アプリを Azure Web サイトに発行する手順

やろうと思ってなかなか手を付けられていなかった LightSwitch アプリを Azure の Web サイトに発行する手順 を、ステップバイステップで紹介します。
なお今回は、従来の Silverlight 版のアプリを発行する手順を紹介していますが、HTML Client 版でも発行の手順に差はありません。ひとまず楽しみはあとに取っておくことにします。

※追記:HTML Client も以下と同様の手順で発行すること自体は可能です。ただし現在の HTML Client Preview 2 は 認証の仕組みを持っていない ため、発行しても結局 “使えない” アプリケーションを発行するだけになってしまいます。現状では HTML Client は オンプレミスの IIS に発行するか、Azure のクラウドサービスに発行する必要がある ようです。
※追記2:上記の追記は間違いです。HTML Client も問題なく Azure Web サイトに発行可能で、かつ実行可能です。ただし現時点では HTML Client は組み込みのユーザー管理、ロール管理画面を持っていないので、Silverlight クライアントも一緒に作成してから発行するといいです。Silverlight 側の画面は(要求上で不要ならば)一切作らなくてもかまいません。以下のウィザードで指定した管理者アカウントでログインした場合のみ Silverlight クライアントのユーザー管理画面がメニューに表示されます。このあたりは改めて投稿します。

いい時代になりましたね。簡単に短時間で、かつ廉価で(というかタダで)、アプリケーションをクラウド上で動かすことができます。

LightSwitch 2011 時代にアプリケーションを Azure に発行したことがあれば大きな流れは同じだと思ってください。細かい手順はちょっと違ってますけどね、ウィザードや Azure 管理ポータルを見れば分かるレベル。
※LightSwitch 2012 でも従来通りの配置(クラウドサービスへの配置)はもちろん可能です。サードパーティー製のコンポーネントを独自でインストールする必要があるなど環境を高度にカスタマイズしたいとか、リモートデスクトップ接続したいとかの要求があれば、こちらの方法を使うことになります。


0. アプリケーションの準備

まずは配置するアプリケーションを最初に作る必要がありますがw、発行前に アクセス制御 を追加します。これはアプリケーション管理者アカウントがないとデータベースを作れないから。別途 DB を準備するのでない限り、まずはアクセス制御を有効にして、あとの手順で管理者のアカウント情報を入力するタイミングを作ってください。

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アプリケーションの種類はお好きなように。アプリケーションの要求にあわせてどうぞ。


1. Web サイトの作成

アプリができたら、発行先にする Web サイトを作成 します。

Azure の管理ポータル を開いてください。
最初に、[WEB サイト] – [WEB サイトの作成] をクリックします。(このあたりは、Web サイト作成の普通の手順通りです)
[WEB サイト] – [データベースとともに作成]  して [WEB サイトの作成] をクリック。

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URL に適切な名前を入れて地域を選び、[データベース] では “新しい SQL データベースを作成する” を選択します。
DB 接続文字列名は今は指定不要、取りあえずデフォルトのままで OK。
次の画面で入れる ログイン/パスワードが 管理者アカウント になります。かつ、これがないと DB を作れません。必ず忘れないような(でも安全な) きちんとしたものを入れること。

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以上で、Web サイトとデータベースはあっという間にできるはずです。(この速さが Web サイトのいいところですね)

このあと Visual Studio に戻って発行ウィザードを起動してもいいのですが、Azure 側のファイアウォール設定が必要なので、作成が完了するまで少し待つのがいいです。
またはウィザードの途中まで進んだところで、以下の手順をやってもいいですけどね。

[SQL データベース] でデータベースを選択して、ページ下部の [管理] ボタンをクリックします。

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ファイアウオール設定をするかと聞かれるので [はい] を選択。続けて、すぐに DB 管理をするかと聞かれますが、ここは今は不要なので [いいえ] を選択。これでファイアウオール設定は完了です。

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以上で Azure 側の作業は終わりです。


2. 発行ウィザード

Azure 側の作業が終わったら Visual Studio に戻って 発行ウィザード を起動します。

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サブスクリプション画面 では、初めての発行の場合は [サインインして資格情報をダウンロードしてください] というリンクをクリックします。ブラウザが開いて、資格情報ファイルをダウンロード しようとするので、これを保存。

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資格情報ファイルはウィザードの [インポート] ボタンで発行ウィザードに取り込みます。

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サービス種類は “Web サイト”、サービスの構成は先ほど作った Web サイト名を選択。

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次の画面で、アプリケーションの管理者アカウント情報 を入力します。先ほど Azure の管理ポータルで入れたアカウント情報を入力。[HTTPS] は必要に応じて。

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データ接続はそのままで。(資格情報ファイルをインポートしていれば自動的に適切な値になっているはず)
あとは [発行] ボタンでしばし待つだけ。

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以上で完了です!おつかれさまでした。


発行が完了したら、アプリケーションを起動してみます。ステップバイステップで示すと長く感じますが、これだけの作業でちゃんと動作しますね。

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LightSwitch アプリです。もちろん OData Producer としても動作しています。Excel でも当然取り込めます。

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