Office 365 でホストするアプリケーションを LightSwitch で作る

LightSwitch は HTML Client 対応と同じタイミングで Office 365 との連携が強化されました 。というより、本当は Office 365 対応がメインではないかと個人的には考えています。ちなみに、Office / SharePoint の開発環境の次期バージョンは開発コード Napa と言います。
前のバージョンの LightSwitch はオンプレミスの SharePoint とは仲良しになれたのですが(でも、そこそこ面倒だった)、Office 365 とは連携できませんでした。

LightSwitch が Office 365 と連携することによって、社内利用の業務アプリケーションを低コストで開発して安全にクラウド上に配置することができるようになるのが楽しみです。

LightSwitch で Office 365 上にアプリを配置する手順をちょっと見てみましょう。
例として、これまでに作った LightSwitch アプリケーション (HTML Client アプリケーション) を Office 365 上にホストしてみます。


0. 準備

まずは Office 365 開発者サイト にサインアップする必要があります。今のところ、開発者向けに無償試用版が利用できる状態なので 開発者サイトは無償で利用できるのでさくっとサインアップしてしまいます。

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1. Visual Studio 2012 を管理者権限で実行

Office 365 にアプリをホストするためには Visual Studio を管理者権限で実行する必要があります。

2. SharePoint を有効にする

LightSwitch プロジェクトで SharePoint を有効にします。プロパティページの “SharePoint” タブを開き [Enable SharePoint] ボタンをクリックします。
アドレスを入力するポップアップが表示されるので、用意した Office 365 のアドレスを入力して [Validate] をクリックしてみてください。アドレス、アカウントともに正しければ “Success” というポップアップが表示されます。

なお LightSwitch アプリケーションを SharePoint に発行するにはクライアントは 1つだけでなければなりません。複数あったら(泣く泣く)削除してください。

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3. 発行ウィザードを起動

ここまで来たらあとは簡単です。アプリケーションの発行ウィザードを起動します。

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見慣れた発行ウィザードとはちょっと違うウィザードが表示されますが、気にせず発行してください。前の手順で Napa のアドレスもアカウントも確認済みなので、ここでは特に入力する項目はないまま発行ウィザードは [Publish] ボタンを押すことになります。

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4. アプリケーションのパッケージを Office 365 に配置

前の手順は発行ウィザードとはいいながら、実は配置するパッケージを作るところまでしかしてくれません。
パッケージ(ファイル名は “SharePoint.app” になるようです)が完成するとエクスプローラーが自動的に開きます。

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このパッケージを サイトに展開します。開発者向けサイトを開いたら [展開する新しいアプリ] を選択してパッケージをアップロードします。

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少し待つと “アプリの展開” ウィンドウが表示されます。迷わず [展開] を押します。さらに展開したアプリが SharePoint 上の情報(ユーザー情報)にアクセスするために、アプリケーションを信頼する必要があります。[信頼] しましょう。

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あとはパッケージが展開されるのを待つだけです。開発者向けサイトは自動ではリロードされないようなので、時々 F5 して状態を確認してください。展開されたらアプリ名のリンクをクリックしてください。アプリケーションが起動します。

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アプリケーションのアドレスとページ先頭の “Back to Site” というリンクで Office 365 上で動作しているのが分かると思います。


「Office 365 も SharePoint も関係ないじゃん」と思いますよね。はい、この範囲では SharePoint のカスタムリストを読み書きするわけでもなく、「単純にホストされているというだけのアプリ」です。
が、認証は Office 365 のアカウントで行われるというところが大事です。Azure にホストしたアプリケーションとは異なり、専用のアカウント管理をしてフォーム認証で認証しなくてもよいということです。社内アカウントでシームレスにアプリケーションを使用できるメリットは大きいですね。

もちろん カスタムリストにアクセスするアプリケーションを作ることもできますが、それはまた改めて。まずは LightSwitch でクラウド上の社内アプリケーション開発できるメリットを感じてください。

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