LightSwitch : Visual Studio 2013 Previewでの変更点

※本稿の内容のうち、 “英語表記になってしまう” という問題は 投稿当時の Visual Studio 2012 Update 3 での問題です。Visual Studio 2013 製品版および Visual Studio 2012 Update 4 では解消しています。

 

Visual Studio 2013 Preview が公開されましたね。
LightSwitch もあわせて更新されています。

 

ちゃんと確認できてないですが、Visual Studio 2012 Update 3 でも同じ更新がされているようです。ただし(私の環境では)Update 3 では LightSwitch 周り英語表記になってしまいました orz

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相変わらずマイナーですが着実に改訂を重ねて、本当に現場で使える開発環境になってきたとに思います。今回の改訂は、前回 (Visual Studio 2012 Update 2) で HTML Client に正式に対応したのに匹敵するか、それ以上の内容だと思います。以下にざっと紹介します。
なお以下の内容は LightSwitch Team Blog で紹介されているものです。ここでは私なりの補足を加えて紹介します。


1. ソリューションエクスプローラーの表示

LightSwitch プロジェクトは、ソリューションエクスプーラーでは独特の “論理ビュー” 表示がデフォルトの表示でした。これが VS 2013 では “ファイルの表示” に近い表示に変わります。

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VS 2013 VS 2012 Update 2

 

テーブル 1つ、画面 2つを作った状態では、ソリューションエクスプローラーはそれぞれこんな風になります。

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VS 2013 VS 2012 Update 2

 

当初、LightSwitch はプロジェクトで、サーバーとかクライアントとかというレイヤーを意識させない見せ方をしていました。これが論理ビューです。
HTML Client ではどうしてもサーバーサイド=C#、クライアントサイド=HTML, jQuery と分けてコーディングする必要が出てきたため、レイヤーを少し意識させるようになり、Server フォルダー、HTML フォルダーというフォルダーを見せるようになりました。ただし実際にはこの名前のフォルダーがあるわけではなく、それぞれが一つのプロジェクトでした(このプロジェクト構造が見えるのが “ファイルの表示” ビュー)。
※当初の LightSwitch (デスクトップクライアント = Silverlight) では、WCF RIA Services がサーバー/クライアント間の通信を隠蔽して、ひとかたまりの処理として見せてくれていたので、レイヤーを強く気にしなくてもよかったという側面もあります。

これが今回の改訂ではデフォルトでプロジェクトの構造を見せる表示に変わりました。プロの開発者にはむしろ馴染みのある見せ方だと思います。”LightSwitch らしさ” が薄まったようにも見えますが、個人的にはこれはこれでアリかなと。実際のプロジェクトの構造やファイルの配置が見えるという安心感はあります。
とはいえ、これまでの “論理ビュー” に比べて、ソリューションツリーが混み合って見えるのも事実。上の Update 2 のツリーは、作った分のテーブルと画面だけが表示されていてシンプルですよね。

この辺はこのあとの チーム開発 への対応とも関連していると思われるので、「分かりづらくなった」とバッサリ切り捨てるわけにもいかないと思います。
VS 2013 では、画面、テーブルとも、もしかしたら見慣れない “.lsml” という拡張子らしきものが付いていますが、これもチーム開発との絡みだと思います。

 

2. チーム開発への対応

LightSwitch は非常に簡単に開発できる環境です。これ以上簡単な開発環境はないと言ってもいいです。(キッパリ!)
それと引き替え・・・というわけでもないのですが、チーム開発がやりづらかったのも事実。

その理由は “.lsml” ファイルにあります。lsml = LightSwitch Markup Language です。
テーブルも画面も、定義は全て lsml ファイルに置かれます。
ビルド時に lsml ファイルをパースしてクラス定義を自動生成してコンパイル、という動作をしていました。

LightSwitch 2011 (最初のバージョン) では、lsml ファイルはソリューションに一つでした。当時は “Common” フォルダーに置かれていました。(当然、論理ビューでは見えないファイル)
定義が一つの lsml ファイルに置かれる=複数人で開発をするとすぐに競合してしまう、というのがチーム開発に向かない理由でした。

HTML Client 対応で lsml ファイルが二つになりました。サーバー側に一つ、クライアント側に一つです。
緩和されたとはいえ、それでも競合しやすい状況は続いていました。

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今回の改訂では、テーブルごと、画面ごとに lsml ファイルが生成されるようになりました。
定義がテーブルごと、画面ごとに分かれています。このおかげで競合が少なくなります。素晴らしい!

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これで安心して、LightSwitch でチーム開発をお勧めできるようになりました。
相変わらず LightSwitch が適さないプロジェクトもあるでしょう。が、LightSwitch を使おうよ、と言えるケースが増えてきます。
非常に簡単です。「あまり触ったことないよ」という方もぜひ評価してみてください。楽しいですよ。

 

※LightSwitch の可能性に早くから注目していた私を、誰か褒めてくださいw

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LightSwitch : Visual Studio 2013 Previewでの変更点 への2件のフィードバック

  1. Tatsuaki Shiraki より:

    こちらでLightSwitch勉強させてもらっています。VS2012 Update3にて英語表記になる件、私も同様です。一度VS2012をアンインストールして入れ直しても同じでした。

  2. seosoft より:

    訪問ありがとうございます!そうですね、その後、別のマシンにも Update 3 入れましたが同じでした。

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