3月14日(土) 開催の 第4回 Apps for Office 勉強会 で、
「IoT、貯めるだけではもったいない」
セッションを担当しました。
コミュニティ 「IoT あるじゃん」 が正式に活動を始め、IoT に取り組める環境が整ってきました。
IoT に関してはデバイスやガジェットの面での議論が盛んです。クラウドについても活発に意見が交換されたりイベントが開催されたりしています。
IoT ではもう一つ大事な側面があります。蓄積したデータをどのように活用するかという面。これについては、ビッグデータや機械学習 (ML) と絡めて議論されることが多いように思います。
しかし “スモールデータ” と呼んでいいようなデータもたくさんあります。ML に頼らずに人間が直接分析したり利用したりできるデータもたくさんあるはず。
セッションではこういったデータを簡単に利用する方法として、Azure Mobile Services に蓄積したデータをクラウドビジネスアプリ (LightSwitch) で閲覧する手順を紹介しました。
LightSwitch なので自前のテーブル定義であっても、外部のデータソース (SQL Database) であってもアプリ開発の手順は同じです。違うのはデータソースの指定のところのみ。
クラウドに蓄積したデータの活用のツールとして LightSwitch も検討してみてください。
こんなメッセージをお伝えしました、セッション資料はこちらです・・・と言いたいところですが、実は当日のセッションはほぼアドリブでした(笑)。
勉強会に参加して 1枠いただくのが決まったのが木曜日の夜。
当日の構成上の都合で LightSwitch の基礎から 70分間で話をすることになったのが勉強会当日の朝 7時。
枠の時間が50分と正式に決まったのが品川に向かう電車の中。
40分弱でお願いしますと言われたのが演台に立ってから(笑)。
・・・しゃべり慣れた LightSwitch の基本からデモ、そして IoT の話と あるじゃんの宣伝。全部まとめて 38分ほどでお届けしました。
IoT について、Mobile Services のデータをインポートする手順、LightSwitch 開発のカスタマイズのあたりが薄くなってしまったのは残念ですが、そこはぜひ資料で確認してください。
こういう展開も珍しいので、自分の中ではいい経験になりました。
結論としては、クラウドビジネスアプリは楽しいよ、IoT は楽しいよ、ということです。