chibi:bit で(ちびっと)遊んでみた

誰もが思いついても、誰も口にしないタイトルですみません。このところ暑いですからね。

chibi:bit テスト版を入手したので遊んでみました。ファーストインプレッション、Hello, World です。

注意)Windows 10 Anniversary Update では、chibi:bit テスト版は利用できません。chibi:bit のファームウェアのアップデートが予定されているので、それを待つか、Anniversary Update 前の Windows 10 か Windows 8.1 マシンを用意しましょう。

 

chibi:bit について、念のために書いておくと、

  • BBCが「子供たちにプログラミング教育を」ということで micro:bit というマイコンボードを開発。イギリスの小学5・6年に無償で配布するんだとか
  • 技適の問題で日本国内では使えない(給電しただけで Bluetoothがオンになる仕様)
  • スイッチサイエンスさんが互換ボードを開発した
  • 先日の Maker Faire Tokyo 2016テスト版ボードを販売した

といったところです。
それを私が買ったということですね。

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LED が25個、ボタンが2個、磁気センサーと加速度センサーが載っていて、Bluetooth LE で通信もできるという、教育用としては充実の構成。

面白い特徴としては、Web上の開発環境が4種類提供されているうち、2つはマイクロソフトが開発したというところ。

WinUSB 問題でボード側のファームを更新しない限り Windows 10 Anniversary Update では動作しないため、急遽 Windows 8.1 マシンを用意して早速遊んでみました。

こんな手順でプログラミングしていきます。


■ micro:bit のサイトに接続

開発環境は https://www.microbit.co.uk/ なので接続。メニューにサインインはありますが、サインインせずに使います。
※サインインはイギリスの小学校の先生用のようです。

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■エディター選択

[Create Code] で開発に使うエディターを選択します。4種類表示されますが、JavaScript と python は未完成のようです。

ここでは Block Editor を選択。

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■コーディング

教育用プログラミング環境では馴染みのある Scratch 風のエディターです。これならプログラミング未経験の小学生でもすぐに使いこなせるでしょう。シミュレーターも表示されているので動作確認も簡単です。

例えば、Hello World 代わりに、以下のコードはいかがでしょうか。

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■実機転送

ツールバーの [Compile] をクリックすると、hexファイル(実行ファイル)が作成されます。ひとまず PC に保存。

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次に chibi:bit を PC に USB接続します。他のマイコンボードでもよくあるように USBメモリーとして見えるので、コンパイルした hex ファイルをコピーします。コピーが完了してエクスプローラーがいったん閉じて、すぐに自動的に開くとプログラムが動き出しています。

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実行するとこんな感じ。文字列を電光掲示板っぽく表示するなど、低レベルなところまで降りると面倒なコードになりそうですが、chibi:bit なら楽勝です。

 


■Touch Develop

micro:bit, chibi:bit 開発に使えるもう一つのエディターが Touch Develop です。

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あまり知られていないかもしれませんが、Touch Develop は実は Windows Phone 7 の時代にリリースされた開発環境です。
スマホ上でタッチ操作だけでアプリ開発ができるツールとしてリリースされました。マイクロソフト謹製です。
今回、micro:bit 用にリライトしたんですね。

キーボードもマウスもなし、タッチだけで開発できるということで、スマホやタブレットでも開発できるのが面白いところ。
慣れてくると、Block Editor よりも速くコードが書けます。ブロックを選択してドラッグしてよりも、タッチのほうが速いですからね。

Block Editor よりもパラメーターの指定が細かくできるようなので、チューニングしたい場合も Touch Develop のほうがいいでしょう。

Block Editor で作成したコードを Touch Develop のコードにコンバートする機能があります。Block Editor のツールバーにある [Convert] をクリックするだけ。
目で見て直感的に理解しやすい Block Editor で作り始め、複雑になってきたりチューニングしたくなったら Touch Develop にコンバートするという進め方もあります。

もちろん最初から Touch Develop で作り始めるのもいいと思います。


■chibi:bit の現時点での課題

chibi:bit には本校執筆時点(20168月13日)では、いくつか課題が残っています。

  • Windows 10 Anniversary Update がインストールされた PC では USB接続してもただ行く認識されない・・・ファームアップデートを待ちましょう。
  • テスト版は Bボタンが動作しない・・・量産版を待ちましょう。テスト版を買った方は、スイッチサイエンスさんが返品交換または返品返金をしてくれるようです。神対応のスイッチサイエンスさん。
  • Bluetooth LE が使えない・・・chibi:bit には Bluetooth LE が載っています。が、ペアリングは A+B ボタンを押したままでリセットスイッチを押すという操作が必要らしい。つまり現時点ではペアリングができないようです。これも量産版を待つか、テスト版を好感してもらいましょう。

いずれも少し待てば解決する課題です。なかなか楽しいボードなので、みんなで遊んでみましょう。

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