「Skype for Business + Bot (+ Graph API)」を公開しました (第19回 Office 365 勉強会 / 2017年6月3日(土)開催)

第19回 Office 365 勉強会 (2017年6月3日(土) 開催)に参加しました。

1コマ時間をいただき、

Skype for Business + Bot (+ Graph API)

というテーマでお話ししました。

https://docs.com/d/embed/D25190588-9544-9491-6390-001573447410%7eBfe5a7bff-fc39-9c7d-d35f-86e930988702

Build 2017 で発表された、Bot Framework の Skype for Business 対応ですが、日本語どころか英語でもなかなか情報がありません。(このページくらい でしょうか)
まあ Bot Channel があるので、Connector 登録さえできれば基本的には動作すると考えていいんでしょうけど。

そこで、ちょうど Office 365 勉強会が開催されるということで紹介したというわけです。

当日は、開発者さんの割合が少なく、あまり開発のディープな話は場違いなようなので、企業システムで Bot を活用するヒントとして、利用シーンの紹介などを交えながら Bot Framework を説明しました。
Visual Studio はデモのためにローカルで Bot を起動するために開いた程度 (笑)。

プラス、Connector 設定手順だけだけだとつまらないので、Bot で Graph API を呼び出す方法、Graph エクスプローラーの紹介をしました。

Skype for Business 対応は、現時点では Preview ということもあり、まだまだ実運用には向きません。

現時点の注意点としては、

  • Channel 登録が、他と比べるとちょっと面倒。Office 365 のテナントに登録する都合上、管理者権限で PowerShell を起動する必要がある
  • テナントの設定が反映されるまで時間がかかること。8時間は待ちましょう。私はこれを待ちきれず、何か設定ミスでもあるのかと思いせっかく登録した Channel を削除したりして無駄な時間を使ってしまいました。我慢して待ちましょう。朝になるころには反映されています。
  • シングルサインインができない。Skype for Business であっても、Graph API 呼び出しの前にはサインインが必要
  • Skype for Business ではプレゼンスが取れない。ちなみに Skype だと Bot は “アクティブ” になっています。

といったところです。

今日の話の内容は、今後ブログや他の場所で改めて紹介していきますね。

まだまだ実用的とは言えない、Bot の Skype for Business 対応ですが、新しい UX として間違いなく今後の企業システムで使われるはずです。(もちろん万能ではないだろうけど)
Bot に触れてみて、今後、どんなことに使えそうか、今から考えておくのがよいと思います。

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