QnA Maker + Bot Builder SDK for C# で簡単に Q&A Bot を作る (1) ~ QnA Maker 編

QnA Maker と Bot Builder SDK for C# でQ&A Bot アプリケーションを作成する手順を紹介します。

2 回に分けた 1 回目の今回は QnA Maker の操作手順を紹介します。
※2回目の Bot Builder SDK for C# で Bot 開発は こちら

QnA Maker 自体は他のサイトでも紹介されていますが、既存の Q&A ページからインポートする手順の紹介が多いようなので、今回は TSV ファイルからインポートしてみます。


■ QnA Maker とは

QnA Maker は、文字通り Q&A のナレッジベースを開発・公開するサービスです。

ユーザーの質問に対して適切な回答(適切だと思われる回答)を返してくれます。

Cognitive Service のサービスの一つである LUIS は、あらかじめ Intent  や Entity を定義して、ユーザーの意図をどのように解析するべきか学習させます。(その分、手間がかかることもある)
それに対して QnA Maker はもっとシンプルで、質問と回答とのセットを登録して、QnA Maker に対して学習を指示するだけです。精度が出づらいこともありますが、ナレッジを早く開発できます。

■ QnA Maker の操作手順

QnA Maker (https://qnamaker.ai/) で Q&A のナレッジベースを作る手順は以下の通り。

  1. [Create new Service] で新しいサービスを作成します。2017-06-21 0-02-32
  2. (多くの  QnA Maker 紹介ページでは、ここで既存のFAQ ページを指定するが)[FAQ File] を指定する。ナレッジを管理するには TSV (タブ区切り CSV、なお文字コードは UTF-8 にしないと内容を読み取ってくれないので注意)
    2017-06-21 0-03-14

    参考までに、今回は動物について答えてくれるこんな TSV ファイルを作ってみました。(今回のサンプルではこの程度で)
    2017-06-22 23-57-20
    TSV ファイルの Q&A を取り込むことができたら、ページ下部の [Create] をクリックします。今回のサンプルであれば 10秒もあればナレッジが作成されます。
  3. Test 画面でナレッジをテストします。この画面で質問を追加したり、質問に紐づける回答を変更したりすることができます。
    2017-06-21 0-12-35Q&A を追加・変更した場合は、必ず [Save and Retrain] をクリックしてください。(Save せずに別の画面に遷移すると、今回の追加・変更は失われます)[Knowledge Base] 画面で Q&A の追加・変更も可能です。
    2017-06-25 17-16-15
    学習できたら [Publish] でサービスを展開します。
    2017-06-21 0-16-502017-06-21 0-17-47

以上で Q&A のナレッジは完成。

KnowledgebaseId, SubscriptionKey は、Bot アプリで使います。これらの値はパスワードではないので、いつでもこの画面で確認できます。メモ帳にコピペしておくなどは不要です。


Bot Framework を理解するには Activity が必要ですが、意外とActivity 周りの記事がなかなか見つかりません。
Bot Framework を知っている人には当たり前すぎるんですかね?

今回は、その Activity に触れる前に、まず Bot アプリケーションを簡単に開発できる Q&A Bot(の前段として QnA Maker)を紹介しました。
今回と次回の記事とで Bot Framework の感触をつかんでから、もっと深いところに潜り込んでみてください。

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QnA Maker + Bot Builder SDK for C# で簡単に Q&A Bot を作る (1) ~ QnA Maker 編 への3件のフィードバック

  1. ピンバック: QnA Maker + Bot Builder SDK for C# で簡単に Q&A Bot を作る (2) ~ C# で Bot Aplication 編 | 技術との戯れ

  2. ピンバック: QnA Maker + Bot Builder SDK for C# で複数回答を返す Q&A Bot を作る | 技術との戯れ

  3. ピンバック: 「C# で QnA Bot」資料を公開しました (第8回 Cogbot 勉強会 / 2017年8月30日開催) | 技術との戯れ

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