#BotFramework Emulator の機能 #6 ~ LUIS 再学習

Bot Framework Emulator の機能紹介の 6回目です。

  1. テストクライアント機能
  2. Bot 作成手順の確認
  3. bot ファイル (設定ファイル) の暗号化・復号化
  4. Bot アプリのエンドポイント管理
  5. 外部サービス (LUIS, QnA Maker) の接続管理
  6. LUIS 再学習(今回)
  7. chat ファイル (会話セットの設計) の閲覧
  8. transcript ファイル (保存済み実行結果) の閲覧

今回は、LUIS モデルの再学習機能を紹介します。

Bot Framework でアプリケーションを作ると外部サービスとして LUIS を使うことは多いと思います。
Bot アプリの開発と並行して LUIS の再学習を行うのもよくありそう。

LUIS のポータルサイト を開いてそこで学習してもいいのですが、Emulator から直接、再学習・発行することもできます。
今回は Emulator で LUIS モデルを再学習する手順の紹介です。


復習) Bot Framework Emulator でデバッグ・テスト

Bot アプリケーションのデバッグやテストは基本的には Bot Framework Emulator を使います。
Emulator の右下の領域には対話ログが表示されます。


LUIS の応答を確認して再学習・発行

よく見ると、ユーザーの入力や Bot の応答とあわせて “trace LUIS Trace” という行が混じっています。

リンクをクリックすると、左上の領域に LUIS の応答が表示されます。

  • Intent とそのスコア
  • Entity とそのスコア
  • (結果として)一番スコアが高かった Intent とその Entity

Intent や Entity が適切なものでない場合は、再学習の際に登録する Utterance のヒントにできます。

さらに Intent を変更することも可能です。
Intent を変更した場合は、右上の “train” リンクをクリックすることで再学習可能です。

必要に応じて、その場でクラウドに発行することもできます。


便利な機能・・・ただし使い道には注意

LUIS のポータル画面で、複数の Utterance をまとめて登録したり Intent / Entity を変更したりすることも多いと思います。

ただし使い方には注意です。

仮に本番の LUIS モデルに接続している場合でも、上記の操作は可能です。
とはいえ、本番のモデルを簡単に変更してしまうのは普通は NG です。(発行さえしなければ最悪の事態は避けられるかもしれませんが・・・)

Emulator 内で再学習してよいか、今接続している LUIS はどれなのかは常に意識しておく必要があります。
社内(チーム内)で、きちんとルールを決めておくのがいいですね。

とはいえ、デバッグ中や開発者自身・それに近い人がテストしている場合などは、「現在見ている間違った回答」をその場で直してしまいたいこともあると思います。
使い道を理解した上で、Emulator 内で再学習できるのは便利です。

特に実装中にはとても便利なので、Emulator の活用を検討してみてください。
(個人的には Tech Summit 2018 のセッションのデモ準備中は、この機能のおかげで作業が効率よく勧められました)

広告
カテゴリー: Bot Builder SDK, Bot Framework, Bot Service, Cogbot タグ: , , , , パーマリンク

#BotFramework Emulator の機能 #6 ~ LUIS 再学習 への7件のフィードバック

  1. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #1 ~ Bot アプリケーションのテストクライアント機能 | 技術との戯れ

  2. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #2 ~ Bot 作成手順の確認 | 技術との戯れ

  3. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #3 ~ bot ファイルの暗号化・復号化 | 技術との戯れ

  4. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #4 ~ Bot アプリのエンドポイント管理 | 技術との戯れ

  5. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #5 ~ 外部サービス (LUIS, QnA Maker) の接続管理 | 技術との戯れ

  6. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #7 ~ chat ファイル (会話セットの設計) の閲覧 | 技術との戯れ

  7. ピンバック: #BotFramework Emulator の機能 #8 ~ transcript ファイル (保存済み実行結果) の閲覧 | 技術との戯れ

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中