外出や出張で荷物を増やしたくないけどモバイルディスプレイがあると嬉しいことがあります。
そんな時に Fire タブレットとか Chromebook (小さめサイズ) とかをモバイルデスプレイ代わりにする方法です。
結論から言うと、
- spacedesk (Fire タブレット, Chromebook とも OK)
- Duet Display (Chromebook は OK、Fire タブレットはアプリなし)
がいいよという話です。
※ Android タブレットでも iPad でもいいし、スマホでもいいと思います。Fire タブレットと Chromebook 以外は自分が試していないというだけです。
■ spacedesk
タブレット、スマホを無償でサブディスプレイ化するユーティリティです。
デバイス側のインストール
Fire タブレット用は Amazon アプリストアで公開されています。
https://www.amazon.co.jp/datronicsoft-UG-haftungsbeschr%C3%A4nkt-spacedesk-display/dp/B07H377LBT/
Chromebook なら Play ストアから Andriod 版がインストール可能です。https://play.google.com/store/apps/details?id=ph.spacedesk.beta
セカンドディスプレイ化したいデバイスは上の通り。
PC 側のインストール
次に PC はドライバーをインストールします。
https://www.spacedesk.net/#download
デバイス側でアプリ起動
デバイス側で spacedesk を起動します。
こんな画面が表示されるはず。これで PC 側の起動を待ちます。

あまり必要になることはないと思いますが、設定変更したい場合は右側にあるハンバーガーメニューでどうぞ。
PC 側でアプリ起動
PC 側でアプリを起動します。
こんな画面が表示されるはず。

デバイス側の表示が変わって、PC がリストに表示されたらそれを選択します。

これで PC にはデバイスがセカンドディスプレイとして認識されています。
画面を複製するなり拡張するなり配置を変更するなりしてください。
■ Duet Display
デバイス側が有償のユーティリティです。(PC 側は無償)
なので品質はいいはずです。・・・が、私の環境 (ASUS Chromebook Detachable CM3) では反応が遅いです。Chromebook だからですかね。
デバイス依存かもしれません。あとは有線 (USB) 接続できれば多分快適なんだと思います。
デバイス側のインストール
残念ながら Fire タブレットでは使えません。
Chromebook なら Play ストアから Andriod 版がインストール可能です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kairos.duet
PC 側のインストール
PC 側は Duet Display のサイトからドライバーをインストールします。
https://ja.duetdisplay.com/
デバイス側でアプリ起動
デバイス側で Duet を起動します。
こんな画面が表示されるはず。これで PC 側の起動を待ちます。
アカウント設定メニューでアカウント登録すると PC から見つけやすくなるらしいです。(見つかりやすさを確認する前にアカウント作成してしまったので、本当のところは分かっていません)

PC 側でアプリ起動
PC 側でアプリを起動します。
こんな画面が表示されるはず。

[プロフィール] は適宜設定します。
[設定] では [Duet Air を有効にする] をオンにします。
これで Chromebook に WiFi で接続できるようになります。
次に [Android] – [Air] を選択します。
Chromebook でアプリを起動していれば接続できます。

これで PC には Chromebook がセカンドディスプレイとして認識されています。
最近は毎週、東京(都下だけど)ー大阪間を移動しています。
1泊とか2泊なので荷物を減らそうと考えるわけです。
新幹線のお供にKindle (Fire) は必要。
または新幹線で14インチ PCを開く気にはならないけど(あくまでも自分は)、10インチクラスのマシンだったらちょっと開いてみてもいいかなという感じ。
結局、私は Fire タブレットなり Chromebook なりで spacedesk を使うと思います。
夜だと 8インチは小さすぎる感じはあるのですが、情報を参照するにはなんとかがんばれるかなと思っています。