LT 「 Project Siena で誰でも Office 365 開発者 (前編) 」 (Japan SharePoint Group 勉強会 #17 – 2014/12/13) #jpsps

 

12月13日(土) に開催された Japan SharePoint Group 勉強会 #17 で LT 枠を 1コマいただきました。

テーマは

Project Siena で誰でも Office 365 開発者 (前編) 

です。

 

Project Siena を使うと、SharePoint Online のカスタムリストを参照するアプリケーションを非常に簡単に開発できます。

  1. Project Siena が対応しているデータソースの中から SharePoint Online を選択してアドレスを入力
  2. 認証情報を入力→この後は数十秒程度時間がかかります
  3. アプリの認証(Azure AD のコンセント UI)
  4. あとは Project Siena の開発手順通り。ギャラリーを配置して、ラベルなりテキストボックスなりを配置

これだけです。

LT 資料の後半にも参考情報として操作手順のスクリーンキャプチャーを貼っていますので、簡単に分かると思います。

プロの開発者が本気のアプリ開発で使うツールではありませんし、Visual Studio の代わりになるものでもありませんが、非開発者の人にとって、また開発者でもサクッと済ませられるようなお手軽ツールを作ってあげる場合などに、便利なツールです。

無償ですし、ぜひダウンロードして一度触ってみてください。

http://aka.ms/projectsiena

が製品サイトです。


“前編” って何よ、という話ですが、すでに このブログで後編を公開 しているから。
公開の順番は逆なんですが、アプリ開発の手順としては今回の LT が SharePoint Online のリスト参照なので順番としては先。前のブログ記事はリストの更新系の処理について書いたので後編、というわけです。
LT の5分という時間を考えると、さすがに更新系の処理は紹介するのが無理なので逆にしました。

それにしても LT はメチャメチャ緊張しました。人生で一番緊張する登壇だったかも。
(手が震えて仕方なかった /笑)

広告

Project Siena で誰でも Office 365 開発者 (後編)

この記事は Office 365 Advent Calendar に参加しています。

 

11月に公開された Project Siena Beta Refresh (November 2014) は SharePoint Online のリストを操作することができます。 Siena らしくとても簡単に作れる・・・はずなんですが、情報量が少ないんですよね。分かってしまえば簡単ですが、しばらく悩みました。

そこで本稿では SharePoint Online のリスト更新の方法を紹介します。

「そもそも、Projectb Siena って何?」という方は、ひとまず開発ツールの一つだと理解してください。操作が簡単で、プロの開発者でなくても使えます。

 


■本稿で対象とするリスト

本稿では SharePoint Online 上にあるリストを使用します。Siena にはリスト自体を作成する機能はないので、事前に SharePoint Online にリストを用意します。

ここでは “Animals” というカスタムリストにしました。
必要なカラムは2つです。[タイトル] 列は [日本語] に列名を変えます。さらに [英語] という名前の 1行文字列 を追加します。
(今になって考えたら和英辞典でもよかったみたいです /笑)

2014-12-09 21-23-22

 


■データソースの追加~リスト参照

データソースの追加から SharePoint Online 上のリストの参照までの手順は以下の通りです。
近いうちに説明動画も公開します。どうしてもやり方がわからないという方は、しばらくお待ちを。

  1. データソース画面で [SharePoint Online] を選択して、SharePoint Online の URL を指定
  2. 認証に成功すると、指定したサイトのコンテンツ名が表示されるので対象とするリストを指定する。ここでは “Animals” をチェック
  3. スクリーンにビジュアルを追加。ここではテキストギャラリーを配置
  4. ギャラリーのデータセットを設定。ここではもちろん “Animals”
  5. ギャラリーアイテムの各テキストに表示するメンバーを指定します。
    今回は 2個のテキストにそれぞれ “ThisItem!日本語“、”ThisItem!英語” を指定します。

 

2014-12-08 21-52-052014-12-08 21-59-022014-12-08 22-05-282014-12-08 22-07-40

2014-12-08 23-54-532014-12-08 23-58-172014-12-08 23-58-26

 


■既存のリストアイテムの更新

今日の本題である、更新系の処理について。

Project Siena では、既存のリストアイテムを変更する場合も新規のアイテムを追加する場合も、2段階で SharePoint Online を更新します。

  1. データセットの更新・・・データセットとは、対象のリストのローカルキャッシュです。Siena では、まずはデータセットに対してデータを変更します。
    この時点ではデータセットの内容と SharePoint Online 上のリストの内容には差異があります。
  2. データソースに反映・・・データセットに加えられた変更は任意のタイミングで SharePoint Online に反映します。これでリストの更新が完了します。
    Siena ではユーザーが明示的に “SharePoint の更新” ボタンを選択(クリック/タップ)する必要があります。

2014-12-09 0-46-05

 

実際の操作は以下の通り。

1. ラベルとテキストとをスクリーンに配置
ラベルにはギャラリーの選択項目の “日本語” を、テキストには選択項目の “英語” をそれぞれ指定します。

Gallery1!Selected!日本語
Gallery1!Selected!英語

日本語をラベルにしたのは変更不可にするためです。このあとの操作で使う UpdateIf の条件としてラベルの値を使います。

2014-12-09 0-33-59 2014-12-09 0-34-22

 

2. ボタンを配置

データセットの更新用に、ボタンを一つ配置します。
[選択時] には、

UpdateIf(Animals, 日本語=UpdJapanese!Text, {英語:UpdEnglish!Text})

と入力します。Excel ライクな記述なので、Excel 関数を知っている人には馴染みやすいかと思います。
関数の意味は、

「Animals の日本語フィールドの値が UpdJapanese (先ほど配置したラベル)の Text の値と同じアイテムを探して、そのアイテムの英語フィールドに UpdEnglish の Text の値を代入してね」

という意味です。
([選択時] の日本語訳が少し分かりづらいですが、英語だと “OnSelect” なのでここには選択時のアクションを記述するんだなというのが直感的に理解しやすいですね。)

2014-12-09 0-34-442014-12-09 0-35-00

 

3. “SharePoint の更新” を配置

最後に “SharePoint の更新” を配置して、データソースに “Animals” を指定します。データソースへの反映に必要なのはこれだけ。

2014-12-09 0-44-50

 


■新規のリストアイテムの追加

リストアイテムの追加も、やはり 2段階で操作します。既存のアイテムの更新と同じです。

  1. データセットにアイテムを追加・・・Collect 関数を使います。既存アイテムの更新も新規アイテムの追加も、任意の順番でデータセットを更新してから、まとめてデータソースに反映できます。
  2. データソースの更新・・やはり “SharePoint の更新” ボタンを選択して SharePoint Online に登録します。

こちらも実際の操作を見てみましょう。

1. テキスト 2つをスクリーンに配置

“日本語” を入力するテキスト、”英語” を入力するテキストを配置します。

2014-12-09 21-52-29

2. ボタンを配置

データセットにアイテムを追加するために、ボタンを 1つ配置します。
[選択時] には、

Collect(Animals, {日本語:InsJapanese!Text, 英語:InsEnglish!Text})

と入力します。「Animals データセットに { ~ } のアイテムを追加してね」 という意味です。

2014-12-09 21-53-052014-12-09 21-53-51

 

3. “SharePoint の更新” を配置

リストアイテムの追加の場合も “SharePoint の更新” が必要です。
既存アイテムの更新の手順で既に “SharePoint の更新” を配置していれば、改めて配置しなおす必要はありません。

 


■既存のリストアイテムの削除

既存のリストアイテムを削除するには RemoveIf 関数を使用します。手順は、既存アイテムの更新と同様なのでここでは省略します。

 


長い記事になってしまいました。おつかれさまでした。(お互いに /笑)

ところで、「前編」が見当たらないことに気付いた方もいるかもしれません。なにか事情があるんだろうなと思って、数日間だけそっとしておいてください。
12月13日くらいに理由が分かる かもしれません。
(追記: Japan SharePoint Group 勉強会 #17 で LT やりました。資料公開しました。)

Project Siena Beta Refresh (November 2014) 、実はちゃんと SharePoint Online に対応してました!

先日、「Project Siena Beta Refresh (Nov 2014) がリリースされて Exchange Online に対応しました!」という内容の投稿をしました。

実は・・・ちゃんと SharePoint Online にも対応していました!

大事なことなのでもう一度書きます。

Project Siena Beta Refresh (Nov 2014) は SharePoint Online にも対応しています。

やっちまった。恥ずかしい。

データソース画面を見ると “接続先 Office 365 Preview” というのがあります。これに接続すると見える項目はどうも全て Exchange 周りだけ。Sites  とか Lists とかがあればよかったのに・・・。ということで、勝手に Exchange Online のみの対応だと思っていました。

2014-11-29 18-19-482014-11-29 18-20-22

なんとなく “SharePoint” を覗いてみたら “SharePoint Online (Office 365)” という文字がありました。接続してみるとちゃんとサイトコンテンツが並んでます。

2014-11-29 18-22-412014-11-29 18-24-27

ここまで来れば Project Siena なら簡単です。当然ですが Project Siena の普通の操作(ビジュアルにデータソースをバインド)すれば リストアイテムを参照することができます。

2014-11-29 18-28-11

続きは別の記事で書きますが、Project Siena は操作がとても簡単なので、ちょっと勘のいい人だとすぐに使えると思います。無償ですし、ぜひ遊んでみてください。

誰でも簡単に SharePoint アプリを作れます。さて、プロの SharePoint 開発者、うかうかしてられないぞ(笑・・・笑ってていいのか)

Project Siena Beta Refresh (November 2014) がリリースされました。目玉は Office365 対応

内容に間違いがあったため修正しました。(11/29)
SharePoint Online にも対応しています。

 

先日 Project Siena のリフレッシュ版ベータが公開されました。

Project Siena Beta Refresh (November 2014): Bringing the power of productivity to business user created apps 

今回のアップデートの目玉は Office 365 対応です。

 

「よしっ!」 と思って触ってみました。
一見 Exchange Online のように見えたのですが、ちゃんと SharePoint Online にも対応しています。 (SharePoint Online についてはまた別の記事で)
Office 365 対応といえばその通りなんですが、今回は Exchange Online の対応です。SharePoint Online はまだ対応されていません。(ちょっと残念) Office 365 対応の第一歩と思って、今のところ良しとしますか。

 

この記事は Exchange Online の範囲ですが、 Project Siena  らしく非常に簡単にアプリが作れます。Outlook もどきは2分程度で開発できます。
(実際には認証や Office 365 の接続待ちがあるので 2分半といったところです)

2014-11-23 14-21-25

 

開発手順を動画にしました。
ビジュアル (コントロール) の位置・サイズの変更の他には、データバインドを3か所変更するだけです。Exchange Online に接続するアプリが簡単に開発できることを理解してもらえると思います。

LT 資料 「Project Siena 的 Mobile Services 利用」を公開しました (JAZUG 4周年総会 a.k.a. 日本DCオープン記念後夜祭 カッコカリ 2014年9月20日(土) 開催)

9月20日 (土) に開催された JAZUG 4周年総会に参加してきました。
当日は東京とあわせて、福岡、名古屋、仙台でも同時開催という盛況なイベントでした。

で、そこで5分間時間をいただいて LT をしました。
Project Siena 的 Mobile Services 利用」  というタイトルです。Azure ネタに見せかけて Project Siena について喋りました。
中味が薄くてスカスカな資料ですが、せっかくなので公開します。

分かる人は分かると思いますが、8月の IoT セッションからクライアント部分を抜き出したものです。
今回の LT では時間の都合で省きましたが、 モバイルサービスのデータを Siena にインポートするには zz_config という名前のテーブルを用意する必要があります。zz_config については こちらの資料 を見てください。

なにしろ簡単な Project Siena です。
モバイルサービスをデータソースにすることができるので、サクッとデータを参照・閲覧するには便利なツールです。
本気のシステムにはもちろん力不足ですが、ちょっとしたツールには使えますよ。一度お試しください。

「IoT 入門 ~ .NET Gadgeteer で簡単プログラミング」セッション資料を公開しました(2014年8月30日 “夏祭り!つながる、広がる、IT女子” Windows女子部イベント)

2014年8月30日(土) に開催された 「夏祭り!つながる、広がる、IT女子」(Windows 女子部イベント) にお邪魔してきました。
自分の認識している範囲では私は女性ではないんですがそれでも参加できたのは、1コマセッションを担当させていただいたからです。

「IoT 入門」 というテーマで、そもそも IoT で何?どんな風に使えるの?という話と .NET Gadgeteer + Azure Mobile Services + Project Siena で IoT のデモを行いました。

IoT はインターネットの第三の波であること、.NET Gadgeteer を使えばハードウェアの知識なしに IoT 開発ができることをお話ししました。

学生や非プログラマーがたくさん参加するということで、できるだけ技術的なところに入らずに IoT の面白さをお伝えしたつもりです。参加された方、いかがでしたか?
技術的なところに少しでも興味を持った方は、今回の資料と 先週使った資料 とを覗いてみてください。

足りない部分は、がんばってブログでフォローするようにします。

 

それにしても、今どきの若い人たち、学生さんはしっかりしてますね。
自分が恥ずかしかったです。彼女たちに笑われないようにがんばらないといけないです。

「Project Siena のデモします」資料とデモ動画を公開しました (第6回 業開中心会議 LT、2014年7月12日)

7月12日(土) に開催された 第6回 業開中心会議 のライトニングトークの時間をいただいて、

Project Siena のデモします

というテーマでお話ししました。

数日前に持ち時間 3分という連絡をいただき、「いや、いくら開発が簡単な Project Siena といってもライブデモは無理だろう」と事前に録画したデモを流すという、ちょっとしたズルをしました(笑)。

せっかくなので、少しテロップを加えた動画にしてこれも公開しました。

 

ダイジェスト版(約2分)

 

完全版(約4分30秒)

 

Project Siena、いいですね。決して万能ではありませんし、Visual Studio に取って代わるようなものではありませんが、普段の業務の中では使えるシーンはたくさんあると思います。