注意:SkyDriver 標準アプリケーションがバージョンアップしたことで、ローカルと同期するフォルダーをマシンごとに選択できるようになりました。このため、本稿の操作は不要になりました。本稿は記録として残しています。 |
意外と世間の常識かもしれないんですが、初めて知ったので投稿。
SkyDrive、このところ Windows との連携が強化されていてますます便利になってきました。
以前から Gladinet や SDExplorer などのツールがありましたが、今は 公式アプリ もありますし Windows 8 ではがっちり連携してますしね。
公式アプリは非常にいいんですが、“同期” がちょっと邪魔なこともあります。
スレートのようなローカルディスク容量が多くない PC だと、「簡単にファイルアクセスしたいけど、ローカルにファイルを置いてくれなくていいよ」 ということもあります。(←私の場合そうです)
そこで Explorer で簡単に読み書きできるけど、ローカルにはファイルを置かずにすむ方法。ちょっとやってみました。
以下、Windows 8 RP の画面ですが、Windows 7 でも同様のことができます。
1. SkyDriver の CID の確認
ブラウザーで SkyDrive にアクセスします。適当なフォルダー(例えば、ドキュメント) に移動すると、アドレス欄に
#cid=
で始まる文字列が見つかります。これをメモ帳にでもペーストしておいてください。
2. ネットワークの場所の追加、または ネットワークドライブの割り当て
Explorer で [コンピューター] を開くと、[ネットワークの場所の追加] ボタンがあります。これをクリック。
[ネットワークドライブの割り当て] でも似たような操作で SkyDrive を Explorer で参照できるようになります。こちらはドライブレターも指定します。Windows 7 ではドライブレターあり割り当てができます。
3. Web サイトの場所を指定
ウィザードを進めると [Web サイトの場所の指定] ページが表示されます。ここで、
https://d.docs.live.net/<先ほどのcid>
のように入力します。
なお “d.docs.live.net” が分からなくなったら、SkyDrive 上の Office 文書でも開いてみると思い出せます。
Live ID を求められたらちゃんと入力しましょう。
4. 完了
ウィザードを終わると Explorer に SkyDrive が表示されます。ファイルを開くのも保存するのも、ローカルドライブや LAN の中のネットワークドライブと同じように操作できます。
ただしこのやり方、一つだけ問題があります。
インターネット越しということもあって ファイルアクセスが遅い です。
結局ローカルにキャッシュしていないため、毎回読み書きしないといけない訳です。仕方ないですね。
マイピクチャでサムネイル表示でもしようものなら、しばらく待たされます。また大きめのファイルの読み書きも待たされます。
やはり SkyDrive アプリを使える PC (= ディスク容量に余裕がある PC) ならばアプリを使う方が圧倒的にいいと思います。
ここで紹介した方法は、できるだけローカルのディスクを空けておきたい、でもアクセスはできるだけ簡単に、というニーズがある場合に使うのがいいと思います。
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